もっと眠りたいけど

本と子育てと日常のささいなこと、そしてたまに旅行

出産でもらえるお金

日本で出産すると社会保険または国民健康保険から給付金が出ます。現物給付もあれば現金で支給されるものもあるので、自身の出産で利用した制度を紹介します。

f:id:taiwannopanda:20200121091409p:image

  1. 出産育児一時金
  2. 出産手当金
  3. その他(生命保険)

 

出産育児一時金

分娩にかかる費用として42万円。私は社会保険加入なのですが、産院へ「直接支払制度の同意書」を提出したので分娩費用の窓口負担が無くなり、出産育児一時金協会けんぽから直接病院へ支払うことになっていました。分娩費用は高額で、後から支給されると分かっていても一旦支払うと負担が大きいのでこの制度はとてと助かりました。また、私の場合実際にかかった分娩費用が36万円なので、42万円との差額6万円については自分で協会けんぽへ請求ができます。産院でもらう「分娩費用の領収書」と「直接払いの同意書」のコピーを申請書に添付して提出しました。郵送でもできるのですごく簡単です。42万円は貰えるお金なので少しでも差額があれば申請した方がいいですよね。

《出産手当金》

妊娠するとほとんどの方が産休を取ると思いますが、この給与が支払われない産休期間に支給されるのが出産手当金です。産休期間は法律で産前42日間(出産日含む)・産後56日間の計98日間と定められています。ただし、産前休業については義務ではないので、妊婦さん本人が希望した期間で取得する場合もあると思います。※妊婦さんが産前42日以上の休業を希望しても出産手当金は42日間だけが対象になるようです。ただ、出産日が予定より遅れて産前休業期間が長引いた分は支給されるようです。

私は月の最後の週から産休だったので、その月は全て有給処理してもらいました。中途半端に給与が減るのも嫌だったので。さらに、出産日が予定より早まったので産前休業も自ずと短くなりました。給付される金額は、休んだ時期から遡って過去1年間の給与平均の3分の2ぐらいでした。

ちなみに出産手当金の制度については協会けんぽのページに詳しく載っています。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31712/1948-273/

 

《その他の生命保険》

先程も書いたのですが、今回私の出産が吸引分娩だったので、産院の事務員さんから生命保険に加入していたら保険金が支給される場合があるよ、と教えてくれました。保険会社へ問い合わせると手術扱いになって保険金が下りるとのこと。全然知らなかったので危うく申請せずにもらい損ねるところでした。

 産院の事務員さんはやっぱりプロですね。給付金や保険のこと色々とアドバイスもしてくれて、スムーズに申請をサポートしてくれました。産後、初めての育児でバタバタになるので辛いかもしれないけど早めに申請しちゃった方がいいと思います。時効もあるみたいだし、時間が経つと忘れることもあると思うので。

産後も母はやること多し!