もっと眠りたいけど

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娘の乳頭混乱を振り返る⑤

ブログを停止して1年以上、第2子妊娠を機に娘の新生児育児を振り返る機会にしたい。

初めての育児で娘の母乳育児は困難を極めていた。

助産師やネットでの情報に助けられながら、どうにか娘の乳頭混乱を克服したいと日々奮闘していた。同時に体重増加も標準より下降線で不安の種にもなっていた。母乳は経済的な面もあるし、外出時には荷物も減るのでどうにか続けたい。できるだけ飲んでほしかったので夫に見てもらう時のために搾乳も一定量冷凍保存していた。

この搾乳が結構な労力になっていた。何せ助産師に教わった通りに手動でしていたので、指は痛いし乳首の周りは搾った痕か薄く残るようになってしまった。時間がかかる割には取れる量も限られていたので、今後のことも考え電動の搾乳器が欲しいと思い夫に買ってきてもらうよう相談した。この頃は乳頭混乱で私もストレスが溜まっていたので、夫は少しでも気が楽になるなら何でも便利なものを使おう!というスタンスだったので、すぐにピジョンの電動搾乳器を購入してきてくれた。

 

そして、この搾乳器が思わぬ効果をもたらすことになる。

電動で搾乳すると結構な力で引っ張られるので、私の偏平乳首が改善したのである!ものすごく吸いやすいような状態になっている!これはいまだ!今なら絶対に飲んでくれると思って(娘がお腹空いていたか分からないけど)授乳した!

 

あぁ、今までの苦労が報われた。

嫌がることなくすぐにおっぱいを見つけてくれて、ごくごく飲んでいる。今まで本当に飲みづらかったんだね。やっとでママも哺乳瓶に追いつけたよ。飲んでくれてありがとう。これ以降、できるだけ授乳前は搾乳するようにした。毎回スムーズとはいかなかったけれど、これまでのようにギャン泣きで嫌がることはなく徐々にうまくいくようになっていた。

1歳前には復帰予定だったのでミルクも定期的にあげるようにしていた。なので、娘的にはお腹が満たされればどっちでもいいという感覚だったと思う。ミルクを嫌がる時期もあったけれどほんの一時期だけだった。1歳前に復帰予定だったので、母乳は8か月頃から徐々に減らしていったけれど、泣くこともなくおっぱいを求めることもなく出されたミルクを元気一杯飲んでいた。卒乳は難なくクリアできた。むしろ”卒乳”というイベントがあったのかさえ曖昧なほど、自然に完ミに移行した。

娘は第一子で分からないことだらけで不安も多かったけど、次は母乳育児に関しては経験を生かして気軽に対応できるかなと思う。