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乳頭混乱なんて聞いてない!③

前回のブログであげた乳頭混乱の克服方法。

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  • 授乳前にマッサージや搾乳をしておっぱいを柔らかくする
  • 偏平乳首の場合は保護器を使ってみる
  • 母乳⇒搾乳⇒ミルクの順番で飲ませる
  • ミルクは母親以外の人にあげてもらう
  • 哺乳瓶の乳首をピジョンの母乳相談室にする 

まだ実践に移していない最後のひとつ。

「哺乳瓶の乳首をピジョンの母乳相談室にする!!」

この「母乳相談室の乳首」はベビー用品を扱っているメジャーな店舗でも店頭販売しておらず、Amazonで買うか桶谷式母乳育児相談室を開いている助産師さんからの購入に限られている。


オケタニシキ?

何ソレ?読み方あってる?

 

よくよく調べてみると、この乳首は桶谷式母乳育児法の研修を受けた助産師さんの指導を受けて使用するとも書いてたりする。

(えっ?指導受けないといけないの?Amazonでも売ってるしすぐ使えるかなって思ってたのに。でも指導を必要とするぐらいの物だから、ここで勝手に使って使用方法誤って、乳頭混乱がさらに悪化するのは絶対避けほうがいいよね!)

そう思って、地元で桶谷式母乳育児の研修を受けた助産師さんがいないか調べてみた。するとラッキーなことに自宅からバス一本で行けるじゃない(//∇//) !すぐメールで助産師さんに連絡。この時すでに産後16日。私の感覚としては乳頭混乱は時間との勝負だと思っていたから、今の状況を緊迫した様子で詳しく説明し、出来るだけ早い時期で予約したいと伝えた!

すると、一時間も経たないうちに返事が来た!しかも「早めに対応したい」という文言発見。(あぁ、私の切迫した状況伝わってるぅ〜)さらには、明日すぐに診てくれるとのこと!(な、なんと!こんなにすぐに予約できるとは素敵すぎる。この悩みに悩んだ数週間とは明日でおさらばできるかも!あぁー救われたっ)

翌日、夫と共に産後16日を過ぎた娘を連れて母乳育児相談室へと向かった。実際の相談には娘と2人が良かったので夫には近くでぶらぶら待ってもらうことにした。

母乳育児相談室ではまずは問診から。母子手帳も見せながら、母乳・搾乳・ミルクの割合などを伝えてメールでも説明した内容についてざっと話した。とりあえず母乳量も見ながらのマッサージをしてもらった。その間いろいろ話をするんだけど、私の娘が黄疸が強く出ていたので光線療法を2〜3回受けていて、その間は搾乳かミルクを看護師さんたちが飲ませていたから哺乳瓶の乳首が飲みやすいって覚えてしまったことを話したら、助産師さんが過去に勤めていた産院では乳頭混乱を避けるためにスプーンとかでミルクをあげるようにしていたよと、、、。(えっ、そんな配慮してくれるの?そうなの?!私が産んだとこは乳頭混乱の“にゅ”の字も出ず、授乳ができないorうまくいかない時はフッツーに哺乳瓶ガンガン使わせてたよ!まぁそれで乳頭混乱にならない赤ちゃんもいるんだろうけどさ。目から鱗ジャン!)

そんな産院もあるのかと驚きで、授乳がうまくいかなかったらスプーンであげてみるのも方法の一つだよと。

マッサージの後は助産師さんに授乳の様子を見てもらった。私はいつも横抱きで飲ませていたんだけど、ギャン泣きされる様子を見てラグビー抱きの方がこの子は飲みやすいんじゃないかと。ということで、脇腹に娘を抱えてお互い向き合う姿勢でチャレンジ。おっぱいを口に含ませる時は下唇→上唇の順番に含ませるイメージでね!と言われて、助産師さんにも手伝ってもらいながら2、3回やったところで「パクッ!」(おっおぉぉぉう、できたーーー!えっ?簡単すぎない?あんなにあんなにあんなに何度も何度も何度もやってもできなかったのにいとも簡単に飲んでしまった。さっさすが助産師。プロフェッショナルすぎる、、、!)

 

ポーン。

“口は下唇からつけて、次に上唇をパクッとする”

 

助産師さんもビックリ!できるじゃんって。今日でできると思わなかったよって。すごいね、がんばったね娘ちゃんって。涙涙涙

でも、上手くいきすぎてまぐれじゃないかと逆に心配になってきた。こんなに簡単にできちゃって自宅でもちゃんとできるかな。

心配はあったけど一応飲んでくれたのでこの時点ではオッケーな感じで、また授乳が難しくなったら来てねっ!ということになった。

そして、今日の大切な目的の一つ「母乳相談室の乳首」も購入した。通常の乳首より少し固めで、綺麗な円形ではなく上向きの形をしている。赤ちゃんが吸いづらい作りなっているので母乳育児を進める人にはいいのだろう。一応飲ませる時の向きが決まっているのでそれを教えてもらった。ちなみに、ピジョンの母乳実感の哺乳瓶を持っているとそのままはめられるので便利。私もそれを使っていたので今回は乳首のみの購入だけで済んだので助かった。

今回の助産師からのアドバイスをまとめると、

  • 搾乳やミルクはスプーンであげてみる
  • 母乳量を増やすために夜間授乳もする(母乳は日中よりも夜間の方が作られる量が多いらしい)
  • ギャン泣き時は少しミルクを飲ませて落ち着かせてから再度母乳チャレンジ
  • 赤ちゃんが完全に空腹になるちょっと前のご機嫌の時に授乳する
  • ラグビー抱きで授乳する

ざっとこんな感じ。一番実践が厳しそうなのが夜間授乳。寝不足の中、絶対泣くってわかってて授乳にチャレンジするのはかなりの精神力がいるよね。娘と二人、キッチンの明かりだけポツンと点いた薄暗い中で授乳にトライして、娘がギャン泣きしたらこっちまで涙出るよね。でも母乳量は増やしたいし頑張るしかないかな!

助産師さんのアドバイスを無駄にしないよう頑張ろう!娘よ、もう少しお付き合いお願いします!!

つづく